▲ 2007年8月 台風5号被害調査 坊主尾根 ▲


8月11(土) 雨のちくもりのち雨のち晴れ
朝8時30分、主人と私で茶屋を出発。今日は坊主尾根ルートが壊れているという情報を確かめる為の登山。

台風5号は大崩山を直撃した。夕方1時間くらいの凄い雨ではあったが、まさかこんな大水になるとは誰も予想しなかっただろう。橋がいくつも壊れ、大岩がゴロゴロと転がり、渕が出来たり渕であった所には大きな岩や、あるいは砂利で埋まってしまって浅くなったり、この分だと大崩山はどんなに崩れているだろうかと心配でたまらなかった。

そんな時、登山者から坊主尾根コースの登山道がこわれているという情報。「百聞は一見に如かず」主人が見に行ってくるというので私も行くことにした。山の様子は悪いので雨合羽持参。昔は雨合羽を持って大崩登山なんて「もっての外」であったが、今はみんな持参である。

登山道は、木の葉がきれいに掃除をしたみたいになっている。これほどの水であったか。山小屋までの三つの谷は変化なし。しかし祝子川本流を見てみると、岩が真っ白に洗われ水がいつもよりきれいなグリーンやブルーをかもし出している。所々、大きな岩がぎこちなくひっくり返っている。やっぱり動いているなぁ。

そして山小屋の前、びっくり!びっくり!!ロープを張って渡渉点にしていた場所は、跡形も無く様子が変わっている。大きな岩は低くなって、水がてっぺん近くまで流れている。中州にはたくさんの岩が積み上げられている。手前の岩たちはなくなって水が流れているので、少しの雨でも水かさが増せば、まず通れなくなるだろう。

川を渡って登山道に入ると、木の葉が無くなって道のようになった所が数箇所ある。初めての人の為に、所々、赤テープをつけて行く。途中のハシゴや道はひどい傷みはない。私は坊主尾根コースのハシゴの写真を1つずつ撮りながら登る。山は霧が深くなる・・・

午前10時30分、現場到着。雨宿りの出来る大岩から歩く事80歩、その先が現場。上から下までおよそ40mぐらいはあるかもしれない。赤土があらわになって40〜50°ぐらいの傾斜がついて小積谷へドーンと落ちている。幅は広い所で、およそ10〜15mぐらいあるだろうか?登山道から上下いろんな角度から写真を撮るが、あまり動けないので、よく撮れていないかもしれない。登山道の左手は大きな岩、その下を通って2つのハシゴがかかっていた所。岩の根にはスズタケが残って、その先には木の根っこがいくつも出ている。急な上りでハシゴがあったところだろう。ハシゴは20〜30m下のところに2つ落ちている。とにかくキケン!キケン!

しばらくは、一般の人は通らない方が良いと思った。国定公園大崩山だ。今回は県をはじめ、たくさんの人たちとの話し合いが必要だろうと思う。