▲ 2007年8月 台風5号被害調査 湧塚橋まで ▲

  

大崩の茶屋の女将さんから、三号橋も緑の吊橋も流された!と大変な連絡が来た。もしかして 渡渉点の湧塚橋も又壊れたか??心配でたまらない。

8月5日(日曜日)上祝子へ行く。
祝子川ダムは流木で埋め尽くされてる・・先が思いやられる・・。竜子林道は先の台風4号で崩れたまま。女将さんは湧塚橋の情報は入っていないという。茶屋前の上祝子橋から大崩山を望む。集落を結ぶ緑のつり橋は流されていて、そこに姿は無い。橋下の遊歩道もメチャメチャになっている。

登山口までの道路もかなりの崩壊箇所がある。慎重にクリア。登山口より少し先の通称「三号橋」が 何と言う事だろう、嘘の様に 「橋が無い」のである。発電所の取水口も大小の岩で塞がれている。そう言えば発電所にはたくさんの人や工事車両が見られた。大きな被害があった様子。この「三号橋」が無いと言う事は この林道から坊主尾根や二枚ダキコースへ、又 坊主尾根から林道へのエスケープルートが使えないという大変な事態なのだ。

壊れた橋のたもとに 泥水をかぶった「イワタバコ」が健気に咲いていた。
山荘へ向かう。登山道は思った程の痛みは見られない。山荘手前のテン場が明るく広く感じられて エッ?と思って側に行ってみると、崩落した木々や岩が本流に山と積もっている。辛うじて端っこに残っていた大岩はグラついて 今にも崩れ落ちそう、危険!山荘前の河原は岩の配置がすっかり変わって、大きな岩がゴロゴロ詰まっている。今まで小石の河原であった所に水の流れる深い淵ができている。渡渉のルートを変えなきゃ!

湧塚渡渉点入り口も崩壊。一昨年の台風は湧塚橋を壊し、とてつもない大きな樹が流れ着いて来ていたが、今はその大木も跡形も無い。

湧塚橋は丸パイプ3本2列で哀れな姿で横になっていた。パイプは4本2列であった筈。水が引いたら探しに行かなくては・・。
湧塚橋左岸の橋桁のあの大岩もそこに無い。まるで 他所の河原の様だと錯覚してしまう程の代わり様。右岸橋の付け根の金具も左岸に残された金具も 恐ろしい程曲げられている

これが あの山の、あの水の仕業かと 改めて自然の脅威を思い知らされる。
登山口のカウンターだけは 何事もなかった様に 元気そうにすまし顔で立っていた。

                     
sakura